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ギャラリー展示 忘れてはならない記憶 伊藤慶二 展
2017年4月6日~5月9日 ライフワークとして広島・原爆をテーマに制作してきた40年。陶芸界の巨匠が表現する広島とは。
2017/03/15
オリエンタルホテル広島 1階 オリエンタルデザインギャラリーにて
ギャラリー展示
忘れてはならない記憶 伊藤慶二 展期間 2017年4月6日(木)~2017年5月9日(火) 会期中無休・入場無料時間 10:30~19:30(最終日は17:00まで)場所 オリエンタルホテル広島 1階 オリエンタルデザインギャラリー ドローイング「顔」
ドローイング「HIROSHIMA」
展示について
「マスク」
82歳を迎える陶芸界の巨匠・伊藤慶二氏の今尚、意欲的に制作を続ける姿は全ての創造者に衝撃を放つ神々しさを持っています。
その伊藤氏が40年ライフワークとして制作してきたHIROSHIMAシリーズ。このシリーズを広島で発表するのは初めてです。
伊藤氏のこの展覧会開催を知った人々は特別な展示であると、きっとすぐに思うでしょう。
心より尊敬する伊藤慶二氏のHIROSHIMAシリーズを広島でご覧いただける機会ができて嬉しく思います。 オリエンタルデザインギャラリー
森田 麻水美さん
展示によせて
「HIROSHIMA-土」
ライフワークとして広島・原爆をテーマに制作して40年その間、形は変われどその基軸になるものを一貫して表現して来た。「HIROSHIMA-土」は、ピカドンによって焦土と化した広島の地をイメージして日ぼしレンガを作る方法で成形し薪釜で焼成する工程がより表面のマチエルを可能にした。1945年8月15日敗戦時、この戦いが処で何によってリードされたのか解らず少年期(10才)に心身に強く印象づけられた「広島=ピカドン」があった。成人し、モノ創りする者として社会との関わりを模索していた頃、ふと10才の時に印象づけられた「ピカドン」が頭をもち上げた。反戦・反核をテーマに焼もので表現し絵画を描き続けている事は私にとってどれ程大きなテーマであるかを測り知る事ができない。今回の個展には「HIROSHIMA-土」「マスク」絵画では「HIROSHIMA」「黒雨」「顔」その他を出品します。 伊藤慶二
記念講演会
日時 2017年4月6日(木)18:30~19:30
場所 オリエンタルホテル広島 3階チャペル
出演 伊藤慶二さん(陶芸家)
定員 80名(参加無料・要予約・先着順締切)
レセプション
日時 2017年4月6日(木)19:30~20:30(参加無料)
場所 オリエンタルホテル広島 1階ロビー
作家プロフィール
伊藤慶二さん[陶芸家]
1935年岐阜県生まれ。武蔵野美術大学で絵画を学び、のち岐阜県陶磁器試験場で日根野作三(クラフトデザイナー)に出逢い、焼ものの根幹を教わる。30才、釜を築き本格的に陶芸を始める。当時北欧のクラフトが日本に紹介され、彼等の工芸の有り方に興味をもち「現代の器」を制作する。手から伝わる土の感触にホレテしまう。40代、材質・技術その他もろもろの事を身につけ器以外の造形的な仕事をする。1981年イタリアの国際陶芸展に入賞を機会に海外での発表も多くなり、1995年ドイツ・スイスを巡回する個展を開催し「HIROSHIMA-土」を発表する。2016年ミラノの陶芸専門誌「LA CERAMICA」に作品紹介される。国内では2016年愛知陶磁美術館企画の「人が大地と出会うとき」出品。東京国立近代美術館企画の「伝統と前衛」に参加。
パブリックコレクション:東京国立近代美術館・岐阜県美術館・岐阜県現代陶芸美術館
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